【初めてさんのきものレッスン】フォーマルきものとカジュアルきもの

礼装とカジュアルな着物

きものは特別な日に着る伝統衣装・・・なんて思っていませんか?
もちろん式典や結婚式のお呼ばれなど「ハレの日」にふさわしいフォーマルなきものもありますが、
何でもない毎日におしゃれとして楽しむ、そんなカジュアルなきものもあるのです!



まずは上の2つのコーディネートを比べてみましょう!

きものというとそれだけで格式高いもののように感じられてしまうかもしれませんが、
フォーマルきものとカジュアルきもの、並べて見てみると、きものに詳しくなくても、
なんとなく左のコーディネートの方が華やかで格式高い感じが分かると思います。

・・・と書いたとおり、
左のコーディネートがフォーマルきもの。右のコーディネートがカジュアルきものです。
では具体的にどこが違うのかを見てみましょう!




フォーマルスタイルのきものって?

礼装

きもの:訪問着や付け下げ(写真は訪問着)
    縫い目をまたいで1枚の絵のような柄付けが特徴

帯  :袋帯
    金糸銀糸を使って織った華やかな帯
    長さが420cm前後あり、帯結びは二重太鼓に結びます。

結婚式のゲスト、式典、入卒式、パーティなど
「式」とつく場は基本的にフォーマルシーンと判断してOKです。
最近はカジュアルな装いで出席できるパーティもあるので、
洋服同様、場の雰囲気に合わせたきもの選びをしたいですね。


フォーマルシーンは総じて華やか!もちろんシックな柄行のものもありますが、
それはその方の年齢やお好み、また自分が主役の場所なのか、それとも主役をたてるべき立場なのか、

礼装用草履
↑3段になった草履の台

を考えて選ばれるといいと思います。


きものや帯以外を見てみると・・・
帯揚げや帯締めは白、金、銀をメインに淡い色でのコーディネートが一般的。

草履は台の部分が3段や5段などになっていて高さのあるものがフォーマル用です。
台が低いものや、鼻緒に濃い色が使われているものはカジュアル用なのでご注意を!




カジュアルスタイルのきものって?

続いて、カジュアルスタイルのきものを見てみましょう。
フォーマルきものは基本的なルールがある装いなので、わかりやすいのですが、
カジュアルきものは「カジュアル」なだけに細かなルールは無く、自由な分、様々なきものがあります。
洋服でもジーンズがあれば、ちゃんとしてみえるワンピースもあるのと同じですね。


きもの:小紋や紬、綿素材のきものなど(写真は小紋)
    柄が一方向を向いて全体に入っているのが小紋です。

帯  :名古屋帯や半幅帯、兵児帯など(写真は名古屋帯)
    名古屋帯は長さが360cm前後で、デザインは様々。
    お太鼓結びや角出し結びなどに結びます。

美術館、街歩き、カフェ、女子会、落語 レストラン など
普段のお出かけはカジュアルきものでOK!
美術館はシックに、落語は粋に、レストランはキレイめに…
などなど場所に合わせてコーディネートで差をつけましょう。


フォーマルシーン以外はすべてこのカジュアルシーンのきものでOK!
そしてルールが少ないということは、きものの種類も、それに合わせる帯や小物も豊富。
自分に似合うもの、着ていく場所のイメージに合わせてコーディネートを楽しめます♪




いつものお出かけもイベントに!

「きものは特別な日のもの」と思いがちですが、結婚式の時のきものだけが「きもの」ではありません。
なんでもない日、いつものお出かけの日にだってきものは楽しめます。



写真は、カジュアルきものでのお出かけシーン。
酉の市(左下)など、日本の昔ながらのイベントはもちろんのこと、
観劇やデート、友達とのお買い物などなど、いつもの場所へのお出かけのほとんどはカジュアルきものでOK!
これからは夏に向けてゆかた(右下)でのお出かけも楽しみですね♪



【まとめ】フォーマルきものとカジュアルきもの

 ★きものには大きく分けて「フォーマルきもの」と「カジュアルきもの」がある。

 ★そして、普段出かけている場所のほとんどは「カジュアルきもの」でのお出かけがOK!


 こうして見てみると、きものでお出掛けできるシーンが実は多かったことに気がつくと思います。
 カジュアルきものに親しめば、ぐっときものが身近なものに感じられるはず!
 シーンに合わせたきものを知ってきもののお出掛けを楽しみましょう♪




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